平和構築全般 2015-11-17 チュニジア国民対話カルテット:アジア地域のモデル? クリストファー・K・ラモント 2015年10月9日、ノルウェー・ノーベル委員会は、「チュニジアにおける多元的民主主義の構築に決定的な貢献をした」として、チュニジア国民対話カルテットにノーベル平和賞を授与した […]
平和構築全般 2015-08-05 アチェ和平合意から10年 〜内部抗争が続く中、置き去りにされる合意の完全実施 井上 治(拓殖大学教授) 武力紛争にはもう戻らない アチェ和平合意10周年が近づいた2014年12月15日、アチェ州政府は住民保護及び政治・民族統一局(Kesbangpol Linmas)の建物内に和平記念講堂をオー […]
平和構築全般 2015-03-11 紛争再発のリスクと防止の条件: 平和構築のパラドックス はじめに 一度、紛争を経験した地域において平和を定着させることは容易ではない。紛争後の地域は、5年以内に紛争を再発させる可能性が高いと言われ(Zürcher 2007; Collier et al. 2008)、実際に […]
平和構築全般 2014-01-16 過去の処理と現状の改善 ―アジアにおいて移行期正義はなぜ重要なのか 移行期正義という新たな分野に研究者や現場の人々の関心がここ20年高まり続けている。今や過去の人権侵害・大規模残虐行為に対する責任問題にも目を向けなければ、政治的移行や戦時から平和への移行を理解することは考えられない。これ […]
平和構築全般 2014-01-07 民族集団に独立の権利はあるのか: 自決・分離と冷戦後の国際関係 はじめに 今日世界各地で見られる紛争は、国家の中央政府とその国内の民族集団との間で起きているものが多い。民族集団は独立ないしは自治を求めるが、中央政府はそれを許そうとしない。こうした民族紛争を国際社会はどう考えるべきだ […]
平和構築全般 2013-11-14 民間セクター、平和構築、国際的な腐敗防止の問題 今から3年前、ある国際的な大企業がコントロール・リスク社を訪れ、アフリカの某国での投資案件について助言を求めてきた。その国は、長期にわたる内戦につぐ内戦から再建の途上にあり、商業的な機会があることは間違いない。当社の役割 […]